問題番号 |
問題 |
模範解答 |
A1 |
コンビニエンスストアやファーストフード店などで多くみられる方式で、本部が加盟店を募集し、加盟店に対して商品の供給や販売方式の指導などを行い、加盟店から一定の権利使用料を受け取る方式を何というか。 (1) レギュラーチェーン方式 (2) ボランタリーチェーン方式 (3) フランチャイズチェーン方式 |
(3) フランチャイズチェーン |
解説 |
(1) 一つの企業が多数の店舗を設け、商品の仕入れや広告などを本部でまとめて行い、仕入価格の引き下げや経費の節減を行う方式。スーパーマーケットなどで多くみられる。 (2) レギュラーチェーンと同様の利点を取り入れるために、独立した多数の小売業者が、企業としての独立性を保ちつつ協力して組織したもの。 |
A2 |
次の説明文にあてはまる話法を下の語群から選び、記号で答えなさい。
(1)相手が何かたずねてきたら相手の質問に答え、逆にたずね返しによって会話を相手中心に進める話し方。 (2)天候や世間話などの話題から入る話し方。 (3)相手の意見に正面から反対せず、さりげなく自分の意見を主張する話し方。 (4)肯定の二者択一で聞いていく話し方。
語群 ア.切り出し話法 イ.切り返し話法 ウ.二者択一法 エ.示唆指向法 |
(1)イ (2)ア (3)エ (4)ウ |
解説 |
(1)切り返し話法は、相手中心の話にできるほか、自分の話を短くできるので、疲れない、会話を楽しく進行できるなでの効果がある。
(2)切り出し話法の例としては、次のような例がある。 ①相手が興味・関心のある話 ②相手の利益につながる話 ③相手が素直に受け入れやすい話 ④ニュース・天気・季節・趣味などの話
(3)示唆指向法はやんわりと自己主張するため、押しつけがましくなく、相手に自分の意見を選択してもらいやすいという利点がある。 |
A3 |
ある商品に原価の25%の利益を見込んで予定売価をつけたが、新製品が発売されたため、予定売価の10%引きである\81,000で販売した。この商品の利益額はいくらか。 |
\9,000 |
解説 |
予定売価を x とすると、
x × (1-0.1)=\81,000 x = \90,000
原価を x とすると、
x ×(1+0.25)=\90,000 x=\72,000
原価\72,000の商品を、\81,000で販売しているので、
利益額は、 \81,000-\72,000=\9,000 となります。 |
A4 |
コンピュータ・・・英語で「computer」
日本語に直訳すると、何でしょう?
ア・撮影機 イ・映写機 ウ・翻訳機 エ・計算機 |
エ・計算機 |
解説 |
compute・・・計算 ~er・・・~するもの
computer・・・計算するもの、計算機 |
B1 |
ある商品に原価の25%の利益を見込んで予定売価をつけたが、新製品が発売されたため、予定売価の10%引きである\81,000で販売した。この商品の利益額はいくらか。 |
¥9,000 |
解説 |
予定売価を x とすると、 x × (1-0.1)=\81,000 x = \90,000 原価を x とすると、 x ×(1+0.25)=\90,000 x=\72,000 原価\72,000の商品を、\81,000で販売しているので、 利益額は、 \81,000-\72,000=\9,000 となります。 |
B2 |
電子商取引とは、インターネットを利用したお買い物です。現在その国内市場規模は18兆円とも言われています。今後も一層の発展が期待される電子商取引を支える新しい高速大容量の移動通信システムの名称は何でしょう。
ア 4G イ 4.5G ウ WG エ 5G |
エ 5G |
解説 |
5GのGはGeneration(世代)という意味です。したがって5Gとは、第5世代移動通信システムということになります。1990年代に1Gから始まり、2G→3G→4Gと進化してきました。5Gは4Gと比較し、通信速度は約20倍も速くなります。従来のようなモバイル通信の進化というだけではなく、IoTをはじめとする社会の変化(ソサエティ5.0など)にも対応した通信サービスとなります。 ※IoT・・・「モノのインターネット」のこと。自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるモノがインターネットにつながり、情報のやり取りをすることで、新たな付加価値を生み出すというものです。 Internet of Thingsの頭文字をとったもの。(読み方 アイオーティー) |
B3 |
コンピュータが送るデータの単位をbpsと言います。
1ギガbpsとは、1bpsの何倍でしょう?
ア・1,000倍 イ・100万倍 ウ・10億倍 エ・1兆倍 |
ウ・10億倍 |
解説 |
1,000倍・・・K(キロ) 1,000,000倍・・・M(メガ)
1,000,000,000倍・・・G(ギガ) 1,000,000,000,000倍・・・T(テラ) |
B4 |
電子商取引の形態には「企業と個人」、「個人どうし」、「行政と個人」などがあります。このうち、「企業と個人」を表すのは次のうちでどれでしょう。
ア G to C イ B to B
ウ B to C エ C to C |
ウ B to C |
解説 |
ア Government to Citizen(行政と個人間の商取引)
イ Business to Business(企業どうし間の商取引)
ウ Business to Consumer(企業と個人間の商取引)
エ Consumer to Consumer(個人どうし間の商取引) |
B5 |
新製品の発表のタイミングなど他の会社の行動を見ながら自分の会社の行動を決めるという理論を何というか?
ア.ゲーム理論 イ.トランプ理論
ウ.オセロ理論 エ.ポーカー理論 |
ア.ゲーム理論 |
解説 |
コンピュータを開発したほどの天才数学者、ノイマンがポーカーというトランプゲームだけはどうしても勝てなかったそうです。どうやったら勝てるかを数学的に考えたのがゲーム理論です。トランプのプレーヤーを企業に置き換えることで、企業がどんな戦略をとればよいかを理論的に説明しています。皆さんがやっているカードゲームや格闘系のゲームで、相手の出方で自分の手を決めるというのもゲーム理論で説明できます。またマスクの買い占めはなぜ起きるかも説明することができます。 |
C1 |
C商会を取得した。下記の資料から、のれんの代価を求めなさい。(※のれんとは、同業他社と比べ超過する収益のこと)
資料)資産と負債の時価は帳簿価額に等しい。収益還元価値を求め、取得対価とする。
C商会の年平均利益額は¥195,000 同種企業の平均利益率は6%
C商会の財政状態 (資産) 7,180,000 ,(負債) 4,200,000
ア ¥178,800 イ ¥275,000
ウ ¥235,800 エ ¥430,800 |
イ ¥275,000 |
解説 |
式: ①取得対価(収益還元価値)3,250,000-②純資産の時価 2,980,000 ①年平均利益額÷平均利益率 ②資産-負債
のれんとは、C商会を買収することで将来得る収益を見込んで、純資産額よりも多く支払う金額のこと。 収益還元価値とは、企業の数年間の平均利益額を、同種企業の平均利益率で割って求めたその企業全体の評価額である。 |
C2 |
アベノミクスの基本となったともいわれる、景気回復に公共事業などを行い積極的に政府が取り組むべきだと主張した経済学者は?
ア.サミュエルソン イ.アカロフ
ウ.ケインズ エ.フリードマン |
ウ.ケインズ |
解説 |
ケインズの書いた「雇用、利子および貨幣の一般理論」という本は世界の経済学に衝撃を与え、経済学の革命といわれました。ケインズは大きな政府という考え方です。逆にフリードマンは小さな政府という考え方です。公民の教科書で確認してください。 |
C3 |
新製品の発表のタイミングなど他の会社の行動を見ながら自分の会社の行動を決めるという理論を何というか?
ア.ゲーム理論 イ.トランプ理論
ウ.オセロ理論 エ.ポーカー理論 |
ア.ゲーム理論 |
解説 |
コンピュータを開発したほどの天才数学者、ノイマンがポーカーというトランプゲームだけはどうしても勝てなかったそうです。どうやったら勝てるかを数学的に考えたのがゲーム理論です。トランプのプレーヤーを企業に置き換えることで、企業がどんな戦略をとればよいかを理論的に説明しています。皆さんがやっているカードゲームや格闘系のゲームで、相手の出方で自分の手を決めるというのもゲーム理論で説明できます。またマスクの買い占めはなぜ起きるかも説明することができます。 |